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黒水牛の比較

最近多く見るようになった黒水牛のお話です。

 

黒水牛に用いられる角からは主に2種類の印材が取れます。

いわゆる“芯持材”と“芯を持たない材“です。

 

芯とは角の中心部に当たり一番硬化な部分で、1本の角からおよそ1本取れるものです。芯持材は芯があることから印材自体の耐久性が高く、また印材が経年劣化で印材が曲がる事もありません。

 

逆に芯を持たない材は、ダイヤモンドで言うところの屑ダイヤと同じです。

ダイヤモンドは1カラットに満たないものが屑ダイヤと呼ばれ、価値は殆どありません。

黒水牛での芯を持たない材料も同じく価値は殆ど無い上に、経年劣化しやすいため余り印材向きではありません。

 

現に卸価格でも1/10以下で取り扱われるほどで、弊社では全く使用しない印材です。

 

 

 

しかし困ったことに、この芯持と芯なしは見分けることが殆ど不可能に近い代物なんです。

何故かと言うと、黒水牛が黒の染料で染め上げられている印材だからに他なりません。

 

通常彫刻する際に面訂したりすることで芯持かどうか判別出来ますが、実際に彫刻されてしまった材料では、削るなり面訂し直すなりしないと判別出来ないんです。

 

 

 

巷のネットショップではありえないほど安い価格の黒水牛が販売されていますが、ハッキリ申し上げて10.5ミリの黒水牛でケース込みで3,000円以下の物は十中八九、この芯を持たない印材の黒水牛です。

しかも質の悪いことに大体が“芯持ち材”として取り扱っているので、十分にご注意ください。

 

 

弊社ではこういう事もあり、黒水牛の販売は徐々にナチュラルタイプ(染料で染め上げていない無垢な材料)の黒水牛をお客様にオススメしております。

このナチュラルだときちんと芯が視認できるため、安心してお買い求めが出来ます。

ただ、昔ながらの黒水牛を好まれる方もまだ多く、現在では6:4の割合でナチュラルの販売をいたしております。

 

ですが、弊社販売品でもお客様では芯持ちと判別は不可能なのが現状ですが、そこは老舗の信頼でご納得していただかないといけないのがなんともむず痒く思ってます。

 

他の印材ではこういった事がなく、より不正されやすい黒水牛ですが、価格や品質をみても素晴らしくバランスの取れた良い印材ですので、これから“芯持ち“と唄ったまがい物が出回らないように願うばかりです。

 

 

印材が出来るまで -黒水牛-

左の画像は黒水牛と呼ばれるものがどのような過程を経て印材になっていくかを段階をおって展示してあります。
 
特に角印は最初に印材の大きさと面をキチンと出さないと、後半にいくほどダメになっていくとのことで、画像の上から2番めの段階で材の良し悪しが決まるそうです。
 
こうやって普段扱っているものがどのように作られているかが分かると、より深くハンコに興味が湧きますね。

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